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いきくるい

 

 

 

備え付けられた器具が、ぐちゅぐちゅと激しい水音を奏でながら少女の中を貫いている。

エドワードの秘部を犯している器具やコンクリート状の硬い床は、かなりの量の液体で濡れている。いったい彼女は、何度の絶頂を迎えたのだろうか。
途中で仕事のため少し抜けた時間もあったので正確な回数は覚えていないが、ゆうに10回は越えているだろう。もしかしたら20近いのかもしれない。即効性の媚薬は、エドワードの体によく合ったらしい。エドワードが薬の効きにくい体じゃなくてよかったと心の底から思う。でなければここまで楽しむことは出来なかっただろう。ここまでくると、多少の副作用が心配にはなるが。
「あ、アア―――ア゛ア゛ッぁ!!」
絹を引き裂くようとは言い難い、壁が割れんばかりの絶叫が響く。
「いやだ、ぃやイクっイクイクっア゛ア゛ア―――イキたくな、イキ、ひ、ぎあ、ア゛ァア――――!!」
悲鳴を上げながら、エドワードがしなりながら大きく痙攣した。体中から一気に汗が噴き出るのが見て取れる。しかし、それでもセットされた器具はその動きを止めることはない。

「――――ァ、アあああ゛、あ、ヒ、ヒィ、ヒッ」
エドワードは激しく動くそれからなんとか逃れようとミミズのように体をくねらせた。しかし、汗で濡れた革製のイスとがんじがらめに拘束された体では殆ど動かすことはできなかった。まんぐり返しのような体制にでひっきりなしに絶頂をむかえる子供。細い脚の肉がぶるぶると震え、再び始まる地獄のような律動にエドワードは喉をのけ反らせて哭いた。
「や、やあアァ゛―――ア、いっ、イッてる、イ゛ッて、るのにぃイッア、ア゛ああー―いやだあアァ゛―――――!!」
止まることのない律動に、エドワードは何度も頭をふって悶え苦しんだ。
「―――あ、ァあ………ひ」
そしてもう一度、白目を剥く一歩手前のように目を見開き、陸に上げられた魚のようにはくはくと口を開閉し何度かはねあがった後、そのまま糸が切れた人形のようにくたりと大人しくなった。
「あ、ぁ、は、ひ、ぃ……」

虚ろな焦点の瞳。頭を、緩慢な動作でゆるゆると振る。その間も、備え付けられた器具は大きく開かれたエドワードの脚の間に何度も吸いこまれてゆく。ぐぃんぐぃんと続く断続的な機械音。絶え間なく続く挿入。ぐちぐちぐちと響く水音。

今、エドワードは床に固定された革製の椅子に縛り付けられ足を開脚された状態で壁に固定され、子宮に性器の形を模した玩具を突っ込まれていた。もちろんただの玩具ではない。特性の機械に取り付けられたそれはずんずんと、エドワードの子宮を犯している。彼女の目の前に椅子を置き、そこに座りその様子を眺めているが、ここから見える分でもそこは真っ赤に腫れ上がり、玩具が出し入れされるたびに紅い肉癖がめくりあがっていて淫猥だ。

疲れを知らぬ玩具に犯され初めてもう2時間はたった。初めの頃はエドワードも私を罵り、怯える声を上げ何とか逃れようと抵抗していたが、今ではもう絶え間なく襲いくる激しい絶頂に意識も朦朧としているのか、ろくなセリフも吐けていない。
いやだ、イク、イキたくない、出る、出ちゃう、狂った様に同じ言葉を繰り返し、果てる。いつもの冷静で知性を宿すその金色の瞳は、今はもう定まらない焦点で宙を仰いでいる。これがあの天才国家錬金術師の少女だと、一体誰が信じるだろうか。

「たす、け、―――あ、ぁア、ああ」

暫く意識を飛ばしていたエドワードは、また意識を取り戻した。

機械はまだ動きを止めない。終わらない快楽という名の地獄を思い出したのか、再び身体を仰け反らせ始めた。くねくねともがき苦しむ様はまるで蛇のようで、彼女のトレードマークである赤いコートに描かれていたフラメルの紋章を思い出す。

「さあ、エドワード」

そろそろ絶頂を迎えるまでの時間も長くなってきた。最初はものの2分程でイっていたのだが、今ではもう一回に10分くらいはかかっている。私もエドワードに使っている媚薬を自分でも使用し彼女の絶頂に伴って何度か射精しているのだ。薬はまだまだ効いてはいるだろうが、あまりにも遅いとこちらも楽しめない。

「次のステップに移ろうか」

「いや、や、や、ぁっ、ああぁ……」

もう何を口走っているのかエドワード自身でもわからないだろう、しかし恐ろしいものが迫ってきているのはぼやけた思考の中でも理解しているらしい。椅子から立ち上がり側による私に、怯えたように首を振っている。普段はどんなに自分よりも体の大きい相手でもゆうゆうと投げ飛ばす勝気で生意気な少女は、今では知能の低い小動物のようだ。機械の振動によってぷるぷると震えるうちももに指を這わせると、それすらも快楽に変わるのか大げさ跳ねた。汗で湿った皮膚が手のひらになじんで気持ちがいい。

「小さいのにはもう飽きただろう?次からは少し大きいのをあげようね」

傍の机の上に並べておいた新しい玩具を手にとって、エドワードに見せつけるように目の前でちらつかせる。

今エドワードの子宮を犯しているのも大きいサイズだが、次につかうこれはもっと大きい、大人の拳大ほどのものだ。もしかしなくとも、子宮口の奥の奥まで届く一物。多少の痛みは伴うが、もうだいぶ緩くなっているので簡単に飲み込む事ができるだろう。きっと今以上にいい声で鳴いてくれるはずだ。もう声も出せないのか、エドワードはただひたすらに首を振っている。それは私の言葉に反応してなのかはたまた違うものなのかはもうわからないが。

「ああ、ついでにこれもだ」

ついで、という言葉を使っているが実はこちらが主役だったりする。一番エドワードに使ってあげたかったものだ。小瓶に入っている紫色の液体を、ちゃぷんと揺らしてみる。

と、その瞬間。エドワードはまた絶頂を迎えた。悲鳴を上げていなかったので気が付かなかったがだいぶ激しく感じていたらしい。しかも、生暖かな水しぶきを上げて。これは。

「驚いたな……」

「ぁ―――ぁ、…………アァッ」

勢いよく噴射された液体は透明だ。鼻をつくような匂いもしない。エドワードの目の前にいたのでそれが服や顔にかかってしまったが、別に嫌ではない。

むしろ、思いもがけず間近で潮を吹く少女を見れたことに感動すら覚える。頬にかかった水滴を指でとり、舐めてみれば少ししょっぱい。本来ならば無味無臭のはずなのだが、どうやらだいぶ膀胱に溜めこんでいたらしい。

「まさか君がこうなるとはね、エドワード、きもちいいかい?」

女の潮吹きを見るのは初めてではないが、エドワードのそれを見られるとは。高揚した気分のまま優しく問いかけてやるが、エドワードは答えない。ただ目を見開いてぷるぷると痙攣している。別に答えは求めていないので構わなかったが、少しだけ寂しい気もする。しかしわがままを言ってはいけない。今エドワードは絶頂を迎えることで精いっぱいなのだ。

「はぁ、エドワード、可愛いよ」

明らかに肥大したクリトリスが真っ赤に腫れ上がっている。それが可愛くて今だに水を吹き続けるそこを強くつまみゴリゴリとしごきながら、小さな口からだらりと零れ落ちる涎を舐めとってやる。熟れたような赤い舌がのぞき、たまらず口付けるとエドワードは苦しそうな声で呻いて逃れるように首を振った。逃げられないように顎を固定し舌で口内をねぶりながら機械を止めてやる。ウィイン、という固い音を発しながらそれは動きを止めた。約2時間ぶりの、初めての休憩だ。

やっと、あれほど渇望していた念願の休憩を与えられたというのに、エドワードは「ふ、あ、ぁ」可愛らしい声で呻きながらぴくぴくと震えるだけだ。もしかしたら機械を止めて貰えたことにも気が付いていないのかもしれない。それにしても、エドワードの唾液は甘い。散々口を堪能し舌と唾液を絡ませてから唇を離すと、エドワードは動かなくなっていた。もしかして死んでしまったのだろうかと不安になったが、目を閉じてはいるが呼吸はしている。ひゅうひゅうと浅い息だが、止まっているわけではない。

よかった。まだまだたくさん愛してあげられそうだ。医療錬金術は今日のために勉強してきたが、できればあまり使いたくはなかった。本業ではないので成功するとも限らないし、せめて人工呼吸や心肺蘇生処置ぐらいでなんとかなってほしいというのが本音だった。医療錬金術はあくまで最終手段。もちろん一番は命にかかわるようなことが起こらなければいいのだが、後々の事を考えればそれは難しいのかもしれない。

エドワードの蜜壺に埋め込まれていた玩具を抜く。あまりにもゆるくてすぐに抜けてしまいそうだったが、それではもったいないのでわざと長い時間をかけてゆっくりと抜いてやる。ずるんと全部抜けたところで、可憐な少女は弾かれたように目を開けた。

「ぁ、ぁああ……」

「お目覚めかい?大丈夫だよ、今入れてあげるからね」

優しく汗で張り付いた髪を撫で、新しい玩具をセットしようとしたのだが、エドワードのぽっかりと空いた穴が目に入り気が変わった。エドワードの痴態を眺めながら何度か自分も達していたが、やはり何よりも愛しくて大好きな少女が目の前にいるのだ。

抱きたい思うのは男の本能だろう。

「エドワード、すまない。一度君の中で出させてくれ」

可哀想なくらい折り曲げられた足の隙間から覗く金色の茂み。性急に、高ぶった自分の肉棒を取り出しそこにそえる。眼前に余すところなくさらされた入口は、絶頂を迎え過ぎたせいでぐしゃぐしゃだ。自分の先走りなのかエドワードの体液なのかわからないほど濡れている。初めの頃はあれだけぴっちりと閉じ、花開く前のピンク色の蕾だったのにも関わらず、今は見るも無残に赤く開いている。私が最初に注ぎ込んだ精液と破瓜の血は、もう溢れ出たエドワードの体液とともに床に流れてしまっていた。

その吸い込まれるような穴を見ているだけでも射精してしまいそうだ。

「はあ、たまらないよ……」

入口や大きくなったクリトリスの周りに自分の肉棒を擦りつける。にゅるにゅるとした感触。入れてもいないのにこの気持ちよさ。やはりエドワードは最高だ。

濡れた瞳で震えるエドワードの腰に手をそえ、ぐ、と入口に先端部分を押し付ける。ぬち、と湿った音を奏でてエドワードが絡みついてくる。もう初めの頃のような激しい抵抗はないが、それでも嫌なのかエドワードが声もなく首を緩慢な動作で振った。汗に濡れた金色の髪が赤く色づいた肌にぺたりと吸い付いている。少女らしからぬその妖艶さに煽られ、ためらうことなく一気に突き入れる。

「ぁ―――あぁあ゛ア゛……」

「……く」

ずちゅんと、奥の奥までみっちりとおさまったそれ。熱いエドワードの肉にねっとりと包み込まれて、思わずはぁと熱い吐息が溢れ出た。こんなにも満たされる膣内は他にない。
「ああ、いい、いいよエドワード、だいぶ緩くはなってはいるが、中は熱くてとろけそうで……やわらかい……」

最初はゆっくりと、浅く、腰を穿つ。ひと付き入れるたびに呼気が漏れる。広がってしまった内壁をもっと抉じ開けるように、何度も引いては何度も突き入れる。時折かき混ぜるように腰をまわしてやるとエドワードが出した蜜が性器に絡まり、ぬちぬちとした粘着質な音が響いてダイレクトな快感が耳朶に響いた。

「いや、ぃや……~~~あぁ……!」

動けるわずかな範囲でのたうつエドワードは眼福だ。穿つ腰のリズムに合わせて揺れる筋肉質だが細い足が、なまめかしい。

「あっ、ぁっ、アッ、ぁああ……!」

「中が震えているね」

もうどこを突かれても感じてしまうらしい。奥のほうを抉ると肉癖が痙攣してさらなる快楽に腰から脳髄に響く。初めの頃はあんなに痛がってイくのも一苦労だったはずなのに。数時間前のエドワードが嘘のようだ。
「沢山、奥に出して、あげようね」

機械鎧の脚の裏にを手をそえ、腰を早める。

「やめっいやぁッ……!だ、ださない、でッい、ぁああひぐっ―――ヒギッ」

小ぶりだが、しっかりと女性らしく反応し赤く色づいた胸の尖りを緩くつまんでやると、エドワードがしなった。目を皿のように見開いて仰け反る。絶頂を感じ過ぎると女性はここが敏感になるらしいが、エドワードのような子どもでもちゃんとそうなるらしい。爪をたて、親指の腹でこりこりと押し潰す。そうして何度も何度も指先で先端を弄りながら中を掻き回せば、耐えられないというようにエドワードが瞼をぎゅっと閉じた。

「エドワード、ちゃんとみなければだめだ。ほら、私のが入っていくのが見えるかい?」

胸先を遊んでいた指先で、エドワードの瞼を無理矢理上げる。開いた金色の瞳に満足して、両頬を包みこむように固定し見せつけるように腰をギリギリまで引き抜き、そして躍りかかる様に腰を突きだした。パンッ、パンッと骨がぶつかるくらい激しく出し入れすれば、エドワードはより一層悲鳴を大きくした。

「きゃぁあ、ぁああアっ――――――!!」

「本当に、君は可愛いな……」

普段は口にしないような女の子らしい悲鳴に笑みが零れる。愛しい、可愛い。エドワードに対する感情があふれて止まらない。普段は男っぽいエドワードも今はもう立派な女だ。私が女にした。私だけの女になった。壁に手を付き、ちょうどいい体勢のまま息もつけないほどはやく奥を貫く。ずちゅずちゅずちゅと体液が混じり合う水音に煽られてさらに腰がはやくなる。赤黒い大人の性器が小さな穴を広げてゆく。さんざん挿入されて馬鹿になったエドワードの緩い入口のおかげで、入れれば入れるほど深く入る。極上の名器だ。

「エド、ワード、私の先が、子宮の口に擦れているよ、感じるかい?」

「う、ゥううう……あ、ヒあ!アッ、ぁっ、ぁ、いあぁあ……」

そろそろ限界が近い。エドワードの中で、ぶるぶると自身が震えているのがわかる。最後とばかりに激しく腰をスライドさせ、もうこれ以上は先に進めないと言うところまで突きあげる。

「う、あゥ゛ッ」

エドワードが汗を垂らしながら断続的な呼吸を繰り返し、口を開閉し始めた。鼻の孔もひくひくとふくらんでいる。さらには引き攣るような声を漏らしながら、瞼をぱちぱち閉じたり開いたり。肺が上下に動き、腹も収縮を繰り返している。どうやら絶頂が近いらしい。私を搾り取るように固くなっている膣内もその証拠だ。奥の奥をついてやれば、エドワードがくしゃりと顔を紙のように歪めた。ああ、綺麗だ。

「――――――あアアっ、!」

「……っ!」

勢いよく、中にぶちまける。同じくエドワードも達したらしい。エドワードの子宮の中に直接注ぎこんででいる感覚に酔いしれる。まだだ。まだ出る。今までいろんな女を抱いてきたが、ここまで興奮したことは一度もなかった。やはりエドワードは特別だ。擦りつけるように緩く腰を動かし、一滴も残らずエドワードの中に注ぎ込んでやる。

「―――はぁ」

全部出し終え、ずるりと抜いた。エドワードの穴からこぽりと溢れた白濁液が椅子を伝って床にぽたりと流れ落ちる。すごい量だ。自分でも感動するほどの。

「すごいな、こんなに出たのは久しぶりだ……」

興奮も冷めぬまま、汗で光るエドワードの額に口付け、荒い息を吐く口を再び塞いだ。

 

 

 

 

 

 

 

自分の性癖について、思春期に入ることにはもう自覚していた。

私は、女性が絶頂を迎える瞬間が好きだった。好きどころではない、もはや異常なくらいだった。殴ったり、傷をつけるのが好きなわけではない。痛めつける事自体に興奮はしない。ただ女性が悲鳴をあげて愛液を放出する瞬間そのものが好きなのだ。歯を食い縛り、太ももや腹が震え、白目をむいて放心したように痙攣する姿がたまらない。

その瞬間を見ただけで、触れてもいないのに射精できてしまうのはもはや自慢だ。
自分が必要としているのはその瞬間のみであって、それ以外には興味なかった。だからなのか、今まで付き合ってきた女性たち自身にに魅力を感じたことはなかった。もちろん絶頂を迎える瞬間を見るのは興奮したし、好みの達し方をする女も何名かいたが、しかしそれだけだった。名前も、顔ももう覚えていない。その瞬間を見るためだけに様々な女性たちとセックスをした。オーガズムを感じさせる方法を模索するため数をこなした。そこにいきつくまでの流れ作業で愛撫を施し、キスをせがまれれば仕方なく唇を重ね、相手が喜ぶ言葉も反吐が出るほどに吐き続け、デートも数えきれないほどした。そのおかげか女性の扱いに長け、ベッドの上では必ず相手を満足させると評判の色男として有名になった。

女たらしで、女が絶えない。しかしその全ては絶頂の瞬間を見て性的欲求を満たすためだけにしていたことだ。相手に対して、愛しい、可愛いとさえ思ったこともなかった。

女を抱き、一時的な快楽を満たし、毎日が淡々と過ぎる日々。その中で、初めて心の底から愛しいと思える女性に出会った。それがエドワードだった。

今まで関係を持ってきた女たちと比べても女性らしくもない、口は悪くてがさつで釣り目がちで生意気な少女。大人顔負けの頭脳を持ち、相手の神経を逆なでするような態度をとる子供。可愛げなんてないはずなのに、初めて女性を可愛いと思った。愛しいと思った。抱きしめたいと思った。キスをしたいと思った。抱きたいと思った。今まで体を重ねてきた女性たちとは比べ物にならないほど、欲しくてたまらなかった。

再現なく、喘ぐ様を見たいと思った。

エドワードも、私を気にしている事を知っていた。それを悟られないようにわざとキツい言葉を浴びせてきたりするところも。そんなところでさえ、愛おしかった。私も彼女と同じように、いやむしろそれ以上にエドワードを愛していた。

だから断られることはないとふんで家によんだ。案の定、エドワードは悪態をつきながらも頬を染めて家までついてきた。これはもはや合意といってもいいだろう。抱きしめて、好きなんだ、と甘く告白すれば、嘘だろと返してきた。半身半疑と言った顔に焦った。

人を好きになったことも、自分の気持ちを誰かに本気で伝えたこともなかったのでどうすればいいのかわからなかった。それでも必死に、いかにエドワードが好きか、どれほどエドワードが可愛らしいかを語った。そこに嘘偽りはない、まぎれもない本心だった。

大人という仮面をかなぐり捨てて、子どものように必死になる私にエドワードもやっと信じたのか、小さく噴き出しながら、赤らめた顔でオレも、と返してくれた。

始めてだった。こんなにも嬉しいと感じたことは。やっと大好きな人を手にいれる事ができたのだ。これで両想いになった。恋人だ。もう我慢する必要などどこにもない。エドワードを、思う存分愛して上げることができる。

 

エドワードのために錬成した地下室に連れていった。書庫だなんだと誤魔化して。

部屋に踏み込んだ瞬間、異様な雰囲気の部屋に足を止めたエドワードが不安げにこちらを向いたので、安心させるようにキスをした。柔らかな舌を堪能しながら、力の抜けた体を捻りあげ拘束した。驚き抵抗し始めた小さな体を封じ込み壁に備え付けられている椅子に縛り付けた。蹴られ殴られ多少の怪我も負ったがこれは想定内だ。それよりもエドワードを殴らず壁に設置してあげることができたことが嬉しかった。もしも激しく抵抗されればあまりしたくはないが、腹を殴ってでも気絶させてしまおうと思っていたからだ。

初めてが機械だなんてあまりにも可哀想だし、それに機械なんかにエドワードの初めてを奪われるのは我慢ならなかったので処女は私がきちんと頂いた。
足を開かされ裸に剥かれ、拘束されて動けない彼女の目の前で自身を扱き、完全に立ち上がったそれを突き刺した。当たり前だがあまりにもきつかったので、何度か大きく腰を穿たなければならなかったが、処女膜も綺麗に破けてしっかりはめてあげることができた。

もっと丁寧に解してあげればよかったのだが、エドワードにこんな事ができるのは今日しかない。明日の午後にはもう旅立つと聞いていた。エドワードには目的がある。その旅路を邪魔してはいけない。もう恋人になったのだ。そのためにははやく終わらせて休ませてあげなければならない。それに、ここで私が頑張らなければ、機械を挿入した時にエドワードはあまりの痛みに苦しんでしまうだろう。痛みに呻く顔が見たいわけではない。

しかし、誤算だったのはきゅうきゅうと締め付けてくるそこが気持ちよく、またエドワードの歪んだ顔や脂汗をかき痙攣する姿があまりにも可愛かったので、初めての彼女に間をおかず3回も中に吐き出してしまった事だ。絶頂を一度も迎えていない、痛いと鳴くだけのエドワードにこれほどまで興奮するとは自分でも思っていなかった。

自分がエドワードをどれほど愛しているのかを、再確認する事になった。

 

 

 

 

 


『エドワード、私は好きな女の子がイク瞬間を見るのが大好きでね。だから君にもいっぱいイッてほしいんだ。これで死ぬほど気持ちよくしてあげようね』
『どうして泣くんだい?私たちは両思いじゃないか』
『さあエドワード、可愛いイキ顔をみせてくれ』

 

可哀想だとは思った。エドワードが嫌がっているのも知っていた。

それでも一刻もはやくエドワードのイく瞬間が見たかった。愛してあげたかった。痛みに呻いていた少女が媚薬によってだんだんと敏感になり、プライドも何もかもを捨ててひたすらに喘ぎ果てる姿に興奮した。始まった長い時間、私はずっと幸せだった。女性の絶頂を見て、初めて性的快感以外の快感―――幸福を感じることができたのだ。

人を愛するという事が、こんなにも素晴らしいものであるということを初めて知った。

 

 

 

 

 

 

「エドワード、みなさい」

エドワードの真っ赤な頬を何度か軽く叩いてやると、どろりと溶けた金色の瞳が覗いた。先程も見せた赤黒い拳ほどの玩具をエドワードの前に持っていき、紫色の液体をそれに掛ける。エドワードは唇を震わしながらそれを凝視していた。大きな目が可愛らしいと思いながら、残りをエドワードの尖った胸先に、そして開いた花弁にも優しく塗り込んでやる。冷たさにビクリと反応したエドワードが、喘ぐように口を開いた。

「た、ぃさ」

散々喘いだせいか、声はかさかさに枯れていた。それでもエドワードの声は耳によく響いてくる。耳朶の奥からあたたかくなってゆくようだ。

「なんだい」

「も、やめ、て……」

久しぶりの、まともなエドワードの言葉。顔を覗き込めば、黄金の宝石からは涙があふれ出ていた。エドワードの涙は初めてみた。普段は絶対泣かないのに。それほどまでに強烈な快楽の嵐だったのだろう。キラキラと光るそれがあまりにも眩しくて、少しだけ目を閉じた。

「それはできない」

エドワードの瞳からころりと零れた液体。それを指でぬぐい、宥めるように目じりに唇を落としてやる。それでも絶えず溢れる雫を舐めとる。エドワードの願いなら全て叶えてあげたいが、これは無理な相談だ。私はまだまだエドワードを愛し足りないし、恋人になったとはいえ、明日にはここを去ってしまう彼女の全てを目に焼き付けておきたかった。それに残念ながら、もう遅い。

「――――――――、ぁあ、うッ!」

びくんと、まだ塗ってから数秒だと言うのにエドワードは激しく震えだした。

さすが、効果はばっちりだ。

「は、はひ、はぁ、は、」

急激に襲いかかる寒気のような強烈な痺れに、エドワードも驚いているようだ。

呆然した表情で、ひくひくと喉を震わせ、口から涎を垂らしている。

「あぁ゛……あ、ヒ、ヒィ、ヒッ」

思い通りにならない自分の体が恐いのか、目を魚のようにきょろきょろと動かしている。大丈夫だという意味も込めて、忙しなく開閉する唇をちゅっとついばむ。それですら感じるのかエドワードはびくびくと痙攣した。ガチガチと音が鳴るほどに震えているのはエドワードの白い歯だ。縛られ固定され、ガタガタと鳴る機械鎧はもう壊れてしまいそうなほどの勢いだった

「これはね、先程の媚薬とはまた違うもので」

空になった小瓶を床に転がす。落ちた音でさえエドワードのいまにも爆発しそうな痙攣にはかなわない。数滴で体がかゆくてたまらなくなるという代物。どんな場数を踏んだ娼婦でもイキ狂うとか。貴重な薬だ。それをこれだけの量集めるのに、どれだけ時間を割いたことか。

「戦場で女性に対する拷問に使われていたもので、この前押収したんだ」

言いながら、媚薬を垂らしたエドワードの胸の先を口に含む。逃げようと蠢く腰を押さえつけ、舌で唾液を塗り込ませながら乳輪をなぞり、じゅっと強く吸ってやればエドワードは引き攣るような悲鳴を上げて悶絶した。

「ひっ、や、ぁ、アアッ――――ァ、アあああ゛!」

どこから入手したのか、テロ組織の手に渡っていた。あの事件を担当できて本当に私はラッキーだったと思う。君も手伝ってくれたこの前の事件だよ、と耳に囁いてやる。あの事件で、エドワードとの距離がぐんと縮まったのだ。それに今のこの状況。感謝してもしきれない。

「聞けば、一時間オーガズムをずっと感じ続けることができるほどの代物らしいよ」

「――――ァ、アああ゛、あ、ヒ、や、や、いや、ヤだ!」

髪を振り乱しながらエドワードが半狂乱になって暴れる。しかしきつく縛られた縄は少しもほどけない。

「安心しなさい、君の魅力を最大限に引き出してくれるものだ」

「たい゛ッ、たいさ゛、やめっ、ギッ、おねが、おねが、やめッぁああ!」

「狂いそうになったらその都度止めてあげるし、もしも危なくなったら人工呼吸でもなんでもしてあげよう」

「やめ、ぃイぁっ」

「心肺蘇生処置もだ」

「やだ、やめ、ヒぃ、やめてぇ、おねが、おねが」

ずぶり、と、玩具を中に差し込む。

「いぁあアぁア―――――――――――!!!」

ガクガクと頭を震わせながら、エドワードが絶叫する。手足が棒のようにびんと跳ねあがる。椅子に縛られているというのに背がしなり、浮き上がる。ギチギチと縄が皮膚に食い込んだ。たったこれだけでどうやら達したらしい。さらに溢れ出た愛液にほぐれたそこは、まるで誘うように大きな玩具を飲み込んでいく。慣らすように何度が抜き差しつつ、ずんと奥にまで突き入れる。

「は―――-、ぃ、ゥ゛、ぁ、ああぐっい、ぁああ!っんア――ッ!!」

そのまま機械にセットする。あとはこれを動かせば完璧だ。それにしても、まだ入れただけだと言うのに凄い乱れようだ。陸に打ち上げられた魚のようにびちびちと椅子の上を跳ねるエドワードは美しい。四方八方に飛び散る汗が輝く。暗い地下室なのにエドワ-ドがいるだけで明るくなるようだ。

可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、愛しい、好きだ、可愛い、可愛い。

「エドワード、可愛い、君は本当に可愛いよ」

「ぃや、っで、ぬいっ、ぬいて!ぬい、おねっぁああでッ、でるっア゛ア゛ァ――――――――――――――たぃ、さ……!」
「―――大好きだよ」

ぶるぶると震える生身の左脚の裏にちゅっと口づけを落としながら、私はゆっくりと機械の接続部を切り替えた。

 

カチッ

 

 

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